実際の災害対応を実施した自治体の災対本部内で発生した業務内容を整理したところ,いずれも米国型のICSが,必要な業務として区分している機能に共通整理でき,事案処理,情報作戦,資源管理といった3つの機能が発生しており,また,三条市の新たな災対本部の配置計画との比較を加味すると,調整指揮を加えた4つの機能が発生していることがわかった