2007年新潟県中越沖地震発生後の新潟県災害対策本部における状況認識の統一

本研究で述べた新潟県災害対策本部地図作成班の活動は効果的な災害対応におけるデジタル地図作成の有効性を証明したこととなる.災害対応に資するデジタル地図の作成には多分野にわたる高度な専門性を必要とする.そうした技術やノウハウをすべての地方自治体が有することは現実的にはきわめて可能性が低い.だからこそ,地図作成班が必要とするタレントを全国規模で集め,被災地からの要請に応じて現地に赴き,デジタル地図の作成を通して効果的な災害対応の実現を支援する地図作成チーム(Emergency Mapping Team : EMT)を全国規模で整備する必要がある

作成日:
2018/04/16 
作成者(論文:筆頭著者,報告書:発行機関):
浦川 豪 
フェーズ:
直後・初動期 応急復旧期 
対象:
行政 
カテゴリ:
産業 地図作成 
場所:
その他・非該当 
区分:
論文 
掲載誌名:
地域安全学会論文集 
掲載巻ページ:
№10 
出版者:
地域安全学会 
災害種別:
新潟県中越沖地震 
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  • 地域安全学会論文集
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