実行担当者のエスノグラフィーに基づく罹災証明集中発行業務プロセスの明確化

本研究では,災害対応業務を記述する手法を開発・提案し, 2007年新潟県中越沖地震の被災地である新潟県柏崎市の罹災証明集中発行業務の業務プロセスを明確化することができた.業務プロセスの明確化においては,業務の経験をWBSやDFDなどで構成されるBFDや,ガントチャートや制約条件などプロジェクトマネジメントで用いられるツールによって可視化を行い,インタビュイー(体験者)にフィードバックすることで,1)個々の体験者の経験をインタビュアーの誤った認識を取り除いたかたちで記述できたとともに,2)複数の体験者間で発生していた認識や理解の異なりも是正され,個々の断片的な業務経験を体系的・整合的に一つの業務プロセスとして記述することができた.このことは,危機対応における実際の業務経験を形式知として描ける手法を開発できたこと意味している.

作成日:
2018/04/16 
作成者(論文:筆頭著者,報告書:発行機関):
小松原 康弘 
フェーズ:
直後・初動期 
対象:
企業・学術機関 
カテゴリ:
災害対策本部 
場所:
その他・非該当 
区分:
論文 
掲載誌名:
地域安全学会論文集 
掲載巻ページ:
№10 
出版者:
地域安全学会 
災害種別:
新潟県中越沖地震 
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