生活7領域からみた災害時要援護者における避難生活実態の解明 : 日本介護福祉士会による介護福祉ボランティアの活動実績を通して

本研究では,災害時要援護者を中心とした被災者の避難生活実態の解明を行うために,新潟県中越沖地震における「介護福祉支援ボランティア」の活動から得られた知見を,グループインタビュー調査,質問紙調査を通して明らかにした.その際には,介護福祉士会が平時より活用している対象者の支援領域を構造化した「生活7領域」のフレームを災害時にも適用することで,課題を系統的に整理した.そこで明らかとなった最も重要な課題は「避難生活後の自立生活再建を目標とした支援を実現するために,支援者間で枠組みの共有が行われたり,体制が整備されていない」ことであった.

作成日:
2018/04/16 
作成者(論文:筆頭著者,報告書:発行機関):
田村 圭子 
フェーズ:
復旧復興期 
対象:
住民 支援団体 
カテゴリ:
生活再建 
場所:
その他・非該当 
区分:
論文 
掲載誌名:
地域安全学会論文集 
掲載巻ページ:
№11 
出版者:
地域安全学会 
災害種別:
新潟県中越沖地震 
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