要援護者名簿作成における最大の課題は「個人情報保護法との兼ね合い」であり,多くの市区が「現行の個人情報保護条例の下では,要援護者の避難支援は円滑に進まない」と感じている.個人情報の目的外利用・第三者提供は市区に受け入れられにくいと言える.