気兼ねや不安で避難所生活を諦めてしまうような障害者や家族がいること,そのような人々にとって避難所を離れるのは周囲への配慮でもあることを理解しなければならない.福祉避難所の設置は障害等のある人だけの特別な配慮ではなく,誰にとっても必要な配慮である.