重要なのは無論,制度上の連続性ではなく,被災者の生活の連続性を担保するということである.だとすれば,その間を支える住宅セイフティネットに求められるのは,とりわけ孤立のリスク保持者にとっての住み慣れた環境を可能な限り維持し続けるということである.