被災市街地の住宅セイフティネットにおける「孤独死」の発生実態とその背景 : 阪神・淡路大震災の事例を通して

「孤独死」に至るプロセスの中で,「無就業」「未婚」「アルコール依存」はいずれも孤立化を促進するが,死に直接関係するのは「アルコール依存」である.だが「アルコール依存」というリスクも,それ単独で社会的孤立の果ての「孤独死」を生み出すわけではない.「未婚」と「無就業」という親族形成や社会参加機会からの排除が重なることで孤立が決定づけられ,「孤独死」に至るとみられる.

作成日:
2018/04/16 
作成者(論文:筆頭著者,報告書:発行機関):
田中 正人 
フェーズ:
復旧復興期 
対象:
住民 
カテゴリ:
災害伝承 こころのケア 
場所:
その他・非該当 
区分:
論文 
掲載誌名:
地域安全学会論文集 
掲載巻ページ:
№15 
出版者:
地域安全学会 
災害種別:
阪神・淡路大震災 
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