東日本大震災について報じられたウェブニュースコーパスの基礎的解析

3)東日本大震災に関するすべてのウェブニュース記事を見た場合,福島第1原子力発電所の事故による被害とその対応に関する情報と統一地方選挙に関する情報が主だった報道内容になっていた傾向が示された.後者は,発災後半月後に被災地外の全国で実施された統一地方選挙は,防災や原発の対応が争点となった影響を受けていた.
4)福島県は,岩手県や宮城県と報道内容とは大きく異なる.原発事故の影響が大きいためか,発災後間もない頃の被害速報が乏しく,その後の教育や仕事の再開に関する具体的な復旧・復興に関する報道も主だって見られない.後者2点は,被災地の被害や対応の実態が適切に発信されることを妨げる要因やその結果になっており,適切な状況認識を阻害する要因になっており,解決の必要性の高い課題であると言える.

作成日:
2018/04/16 
作成者(論文:筆頭著者,報告書:発行機関):
佐藤 翔輔 
フェーズ:
直後・初動期 応急復旧期 
対象:
その他・非該当 
カテゴリ:
情報伝達 
場所:
その他・非該当 
区分:
論文 
掲載誌名:
地域安全学会論文集 
掲載巻ページ:
№15 
出版者:
地域安全学会 
災害種別:
東日本大震災 
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