東北地方太平洋沖地震津波の人的被害に関する地域間比較による主要原因分析

最大津波高と浸水域内人口に対する人的被害率の関係を躙べた結果,地域に来襲した津波高が高くなれば人的被害が大きくなる傾向があるが,岩手・宮城・福島の沿岸37市町村の平均的傾向に対して,津波高の割に特に人的被害率が大きくなったのは名取市であった.また,次いで,岩手県大槌町,陸前高田市,宮城県南三陸町,東松島市,岩沼市,亘理町,山元町,福島県南相馬市,浪江町で津波高に対して人的被害率が比較的大きくなる傾向があった.一方で,岩手県宮古市以北の自治体や大船渡市,福島県南部沿岸の自治体では地域に来襲した津波高に対して比較的人的被害の発生が抑えられた.この傾向は特に岩手県久慈市,野田村,岩泉町で顕著であった.これらの市町村地域については,特に被害が拡大した原因,および被害の抑止につながった原因に関する調査が必要であろう.

作成日:
2018/04/16 
作成者(論文:筆頭著者,報告書:発行機関):
鈴木 進吾 
フェーズ:
その他・非該当 
対象:
その他・非該当 
カテゴリ:
人的被害 
場所:
沿岸部 
区分:
論文 
掲載誌名:
地域安全学会論文集 
掲載巻ページ:
№15 
出版者:
地域安全学会 
災害種別:
東日本大震災 
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