地震時室内安全対策推進のための実践的研究 -神戸市須磨区竜が台地区における民生委員と連携した活動を通じて-

④人材の育成
家具及び家電販売店は,配達時に固定措置を行えるよう固定器具の取り付け方法を研修し,人材を育成する.家具固定器具販売店(ホームセンター,ショッピングセンター等)は,家具固定器具の購入に訪れた人に対して,相談や質問に適切に対応できるように室内安全対策知識を持つ人材を育成し店舗に配置する.引越し業者は,家具等の設置時に固定措置を行えるよう固定器具の取り付け方法を研修し人材を育成する.行政機関は,家具や大型家電の販売店と連携して,購入した家具や大型家電の搬入時の固定措置に費用助成が適用出来るよう制度を見直す.さらに,家具固定の費用助成の柔軟な適用を図り,家具固定普及を推進していく.

作成日:
2018/04/16 
作成者(論文:筆頭著者,報告書:発行機関):
竹葉 勝重 
フェーズ:
直後・初動期 
対象:
企業・学術機関 
カテゴリ:
耐震化 
場所:
その他・非該当 
区分:
論文 
掲載誌名:
地域安全学会論文集 
掲載巻ページ:
№17 
出版者:
地域安全学会 
災害種別:
阪神・淡路大震災 
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