断水延べ影響戸数という指標を用いて市町における広域水道停止と液状化の影響を評価したところ,広域水道停止による断水長期化の影響は供給戸数の多い宮城県仙台市と送水停止期間が長い茨城県神栖市において大きく,液状化による断水長期化の影響も液状化による被害が甚大であった神栖市において大きかったことが定量的に明らかになった.