瓦礫域の空間的把握には,高解像度のデジタル航空写真や高分解能衛星画像(マルチバンド)を利用すれば,70%以上の精度での抽出が可能である.この手法は教師データを取得できれば半自動での解析が可能であり,瓦礫域面積から建物被害棟数に換算する経験式を整備することで定量的把握に結びつけることができる.