東日本大震災における仙台市内の避難者発生の地域特性

岡田小学校区に代表されるような地域は、避難者の大部分は、津波で自宅が流出や浸水の被害を受けた当該学区内の地域住民で構成されたことが特徴である。避難所から動くことができずに長期にわたり避難所滞在を余儀なくされるため、1日あたりの避難者数が比較的少なくても長期の累積避難者数は、ピーク時に1日に3,000人というような帰宅困難者を短期的に受け入れたような仙台市中心部の小学校区の累積避難者数を上回ることも起きる。

作成日:
2018/04/16 
作成者(論文:筆頭著者,報告書:発行機関):
佐藤 健 
フェーズ:
応急復旧期 
対象:
住民 
カテゴリ:
帰宅困難者 
場所:
沿岸部 
区分:
論文 
掲載誌名:
日本地震工学会論文集 
掲載巻ページ:
Vol.12, No.4 
出版者:
地震工学会 
災害種別:
東日本大震災 
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