東日本大震災における仙台市内の避難者発生の地域特性

勤務先や旅行先から自宅への帰還が困難な帰宅困難者の受け入れ地域となったのは、榴岡、荒町、片平丁、原町、木町通、東六番丁等に代表されるような仙台駅を中心とした仙台市中心部の学校区である。これらの小学校区の避難者のピーク発生時は、3月12日(土)7:00であり、地震発生当日から翌日にかけて2,000人以上の避難者が集中した。ただし、翌日の3月13日(日)19:00までの間に、避難者数が3分の1程度に急激に減衰している。帰宅困難者が日曜日のうちに何らかの手段で帰宅するために避難所を退去したと考えられる。

作成日:
2018/04/16 
作成者(論文:筆頭著者,報告書:発行機関):
佐藤 健 
フェーズ:
直後・初動期 
対象:
住民 
カテゴリ:
帰宅困難者 
場所:
市街地 
区分:
論文 
掲載誌名:
日本地震工学会論文集 
掲載巻ページ:
Vol.12, No.4 
出版者:
地震工学会 
災害種別:
東日本大震災 
関連する学術論文・資料等
  • 日本地震工学会論文集
関連URL
登録者の他の教訓(コンテンツ)