勤務先や旅行先から自宅への帰還が困難な帰宅困難者の受け入れ地域となったのは、榴岡、荒町、片平丁、原町、木町通、東六番丁等に代表されるような仙台駅を中心とした仙台市中心部の学校区である。これらの小学校区の避難者のピーク発生時は、3月12日(土)7:00であり、地震発生当日から翌日にかけて2,000人以上の避難者が集中した。ただし、翌日の3月13日(日)19:00までの間に、避難者数が3分の1程度に急激に減衰している。帰宅困難者が日曜日のうちに何らかの手段で帰宅するために避難所を退去したと考えられる。