沿岸部からの避難者の集中的な受け入れ地域となったのは、中野栄、高砂、六郷、七郷に代表されるような津波で浸水した学校区の内陸部に隣接する学校区である。これらの小学校区の特性は、1日あたりのピーク時の避難者数が3,000~4,000人となったことに加え、時間経過に伴う避難者の急激な減衰もないため、相当数の避難者を長期間にわたって支援する必要があった地域である。