液状化による管路被害集中地域の地盤は、液状化しやすい地盤であったことは確かであるが、それとともに、同様な液状化しやすい地盤条件が1~2km2の空間的な広がりをもって分布していたことが、軟弱砂層の盆地を形成し、震動ならびにその後の液状化による地盤変状を増大させ、地中構造物の被害の多数集中発生につながったと考えられる