2011 年福島県浜通り地震の地表地震断層の近傍における建物被害調査

地表地震断層の直上で倒壊した建物は寺院の山門だけであった(写真29)。背高であり、柱が玉石基礎に固定されていないため、60 cm近い上下方向の断層すべりで全体が傾斜し、転倒したものと考えられた。転倒防止には、アンカー等で柱と基礎などの接合部をしっかりと固定する必要がある。

作成日:
2018/04/16 
作成者(論文:筆頭著者,報告書:発行機関):
久田 嘉章 
フェーズ:
直後・初動期 
対象:
その他・非該当 
カテゴリ:
耐震化 
場所:
その他・非該当 
区分:
論文 
掲載誌名:
日本地震工学会論文集 
掲載巻ページ:
Vol.12, No.4 
出版者:
地震工学会 
災害種別:
東日本大震災 
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