模型実験より、液状化発生箇所と地下水位には関係があり、噴水や噴砂の発生時間には地下水位が影響していることが確認された。実際の噴水の発生した時間は、地震直後~10 分後程度であり実験から得られた噴水発生時間よりはるかに短い。従って、実地盤では表層不飽和部の非液状化地盤内に水道となるようなクラックが形成され、そこから噴水や噴砂が噴出したと推察される。